燃料費調整額の上限撤廃により、従来の自社開発料金シミュレーションを一時クローズせざるを得なかった中部電力ミライズ様。ENECHANGEの料金シミュレーション導入により、社内工数を抑えつつ、他社比較やポイント還元を加味した"納得感のあるプラン選択"を実現しました。
そんな中部電力ミライズ様に、2024年12月に導入いただいたENECHANGE料金シミュレーションについて、導入に至った背景や課題、開発プロセス、そして導入後の効果まで詳しく伺いました。旧一般電気事業者として規制料金メニューのお客さまも多く抱える同社ならではの視点もご紹介します。
リビング営業本部 下村様
ーまずは、中部電力ミライズ様が どのようなお客さまを対象に、どのようなサービスを提供されているのか 教えてください。
下村様:私が所属するリビング営業本部においては、中部地域のご家庭を中心に、電気・ガスの提供に加え、家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」を軸とした各種サービスを展開しています。
ポイント還元もある銀行サービス「カテエネBANK」、災害に備えるための保存食を定期的にお届けする電気料金セットプラン「for保存食ローリングストックプラン」など、生活によりそい日々のくらしを支えるさまざまなサービスを幅広く提供しています。
ー料金シミュレーション導入を検討した背景を教えてください。
下村様:もともと当社のコーポレートサイトにも、自社のおすすめプランを示す料金シミュレーションがありました。しかし、2022年12月の燃料費調整額の上限撤廃に合わせて、料金シミュレーションもそれに対応した改修をする必要性に迫られましたが、社内には早期の改修にかけられる工数の余力がなく、一時クローズしながらも、再開に向けてあらゆる可能性を模索していました。
ー導入前に感じていた課題はありましたか?
下村様:プランを選択いただくにあたって料金シミュレーションがないとお客さまとしても納得した選択をしていただくことができないことから、サービス提供者として危機感をいだいておりました。
また、"自分に最適なプランを知りたい"、"他社と比較した場合の中部電力ミライズの料金を知りたい"などのお客さまからのご意見を踏まえたアップデートや、ポイントなどを考慮したよりリアルに近い料金シミュレーションを実現したいと思っていましたが、社内リソースで開発・運用するには限界がありました。
ー選定される際に重視したポイントはなんでしょうか。
下村様:最も重視していたのは正確性です。それ以外には、期限を決めていたこともあり、スピード感も重視していました。
ーENECHANGEを選んだ決め手を教えてください。
下村様:重視していた正確性とスピードに加え、他社との比較ができる点や既に多くの小売電気事業者様への導入事例がある部分もENECHANGE様の強みと感じました。盛り込みたい要件が多かったので、スピード感をもった開発がどこまでできるか、やや不安を感じていましたが、想定していたスケジュールで進行することができました。
ー開発期間や体制についてはいかがでしたか?
下村様:2023年末頃から本格的に検討を開始し、その後2024年7〜11月で料金シミュレーションの制作を実施しました。要件定義を含めて自社で開発していた場合、計画していたスケジュール感でのリリースは難しかったと考えます。
また、リリース後の当社料金プラン追加の改修も、2〜3ヶ月ほどで対応いただきました。自社開発と比較できないほどのスピード感でご対応いただき、大変満足しています。
さらに、受入テスト時に発生した課題にも即日で対応いただくなど、全体を通じてスピーディーかつ柔軟な対応に非常に助けられました。
ー料金シミュレーションを導入した感想や実際に感じられる効果はありましたか?
下村様:自由料金へのプラン移行や電気・ガスのご契約継続にも一定効果があると思っています。また、運用・メンテナンスの負担感が軽くなったと感じています。
ー最後に、中部電力ミライズ様の今後のビジョンを教えてください!
下村様:中核事業であるエネルギー販売を伸ばすことを前提とし、価値向上を意識したサービス展開に取り組んでいきます。料金シミュレーションに通ずるところで、データ利活用にも注力し、一人ひとりのお客さまに最適なエネルギーとサービスの提供を目指していきます。