エネチェンジ、 みずほキャピタルを割当先とする増資を実施
電力比較サイト「エネチェンジ」を運営するエネチェンジ株式会社(本社:東京都墨田区 代表取締役社長:有田一平)は、みずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:齊藤肇)が運営するファンドを割当先とする総額5,000万円の第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。2017年1月24日に発表した、株式会社オプトベンチャーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:野内 敦)、IMJ Investment Partners Japan LLP(本社:東京都港区、代表パートナー:奥野友和)の各社が運営するファンドを引受先とする総額5億円の第三者割当増資と合計して、総額5.5億円の資金調達の実施となります。
高圧電力市場の背景と資金調達の目的
2016年4月の電力小売全面自由化以降、電力使用量をデジタル計測する「スマートメーター」の全世帯設置も2020年に向けて進んでおり、日本の電力市場は大転換期を迎えています。中でも、自由化後10年以上が経過した高圧部門は、電力切り替えに対する認知度向上、登録小売事業者数の増加やそれによる競争の激化といった諸要因により、改めて注目を集めています。そのような環境下において、エネチェンジは、高圧法人のお客様に対しても、自社に最適な電力会社の選択をサポートすべく、2016年5月に本格的に法人向け電力切り替えサービス「エネチェンジBiz」を立ち上げ、高圧法人の電力切り替えを積極的に推進してきました。
高圧電力市場は、新電力の販売シェアが低圧部門自由化後の約3か月で平均10%に達成するなど、順調に切り替えが進んでおり、中でも北海道、関東、関西における販売シェアは20%を超えるなど、特に顕著な上昇がみられます。それに伴い、エネチェンジBizの累計相談実績も8,000件を突破。年明けからは、関西エリアでテレビCMも実施しています。
今後更に多くの高圧法人のお客様に「エネチェンジBiz」をご活用頂き、最適な電力会社を選択して頂く上で、金融機関として強固なブランド力があり、かつ全国の中堅中小企業と幅広い取引関係を持つみずほグループの顧客基盤へのアクセスは大きな事業シナジーを生み出すとの判断の下、今回みずほキャピタルからの資金調達実施にいたりました。
「エネチェンジBiz」のサービス概要
高圧法人(主に高圧小口と言われる契約電力量が50kW以上500kW未満)を対象に、電力会社の一括見積サービスを提供しています。電気代見直しサイトNo.1実績を持つ※「エネチェンジ」ならではの、経験豊富な専任スタッフによるサポート体制と、全国に広がる提携電力会社とのネットワークを活かし、無料で簡単、且つスピーディーに電力会社の切り替えをサポートしています。
電気代見直しサイトNo.1…競合サイト比較調査サービス2016年7月度「PC サイト訪問数」「PC サイト診断数」結果より
◎法人の電力切り替えの無料診断はコチラから
エネチェンジ代表取締役社長 有田一平コメント
みずほキャピタルの持つ銀行ネットワークを活用したご支援をいただけることで、電力・ガス事業、プラットフォーム事業、スマートメーターのデータ解析などの様々な事業展開において、Webサービスをメインとするエネチェンジでは接点を持ちにくい幅広いお客様へのサービス提供が可能になることを期待しております。特に高圧電力の切り替えでは既に多数の見込み顧客を紹介いただいており、みずほグループのお客様にも電気代削減という分かりやすいコスト削減効果により十分に満足頂いており双方にとって価値のある取り組みが進められております。
高圧市場での電力切り替えは、急速に進むと見ているため、新たな顧客との接点を持つことが急務と考えています。エネチェンジが強みを持つオンラインでのリード獲得を補完する目的で、今後銀行ネットワークを活用したオフラインでのリード獲得をサポートして頂けるとのことで、みずほキャピタル様のご支援に期待をしております。
「エネチェンジ株式会社」とは
「電気を選ぶ」を常識とするため、電力比較サイト「エネチェンジ」を運営しております。「エネチェンジ」は公平・中立な比較サービスとして消費者一人ひとりのライフスタイルにあった電力選びをサポートします。