- プレスリリース
「GPT-4」の全従業員への導入、「GitHub Copilot」の全エンジニアへの導入による業務改革を開始
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)は、トライアル期間を経て「GPT-4」の全社導入を開始することをお知らせします。AIのフル活用による全業務ラインに対する大幅な業務効率化が見込まれており、「GitHub Copilot」の全エンジニアへの導入及び、「ChatGPT Plus」の全従業員への導入を行いまずは当社全業務における30%の自動化を目指します。尚、本プレスリリース文の作成にも「GPT-4」の生成したドラフトを利用しております。
背景
「GPT-4」の全社導入を決断した背景として、開発業務の効率化、テスト品質のさらなる向上、データベース管理業務の最適化、そしてマーケティング業務の効率向上を代表とした、多岐にわたる業務の効率化ニーズが存在しました。
「GPT-4」について
「GPT-4」は、米国の人工知能研究機関であるOpenAIによって2023年3月に公開された最新の大規模言語モデル(Large Language Model: LLM)です。この技術を活用した対話型AI「ChatGPT」は、一般向けに提供されている無料版に加え、高度な機能を備えた有料版「ChatGPT Plus」とAPIを通じた提供が行われています。前世代モデル「GPT-3.5」からさらに言語処理性能が向上し、従来よりも複雑なタスクへの対応が可能になっております。
ENECHANGEでの「GPT-4」の活用について
当社は、2022年11月にリリースされた「ChatGPT」、そして2023年3月にリリースされた「GPT-4」を社内の有志によるトライアルを通じて活用の実験を行ってきました。その結果、ソフトウェア開発業務、テスト業務、データベース管理業務、マーケティング業務などにおいて、大きな効率の改善が見られました。「GPT-4」を全社で活用することにより、EV充電サービスにおける図面設計やカスタマーサポート業務などを含む、当社の業務範囲のうち最大50%程度が自動化による業務効率改善の対象になると見込んでおります。
また、言語処理技術の活用が、新たなUX(ユーザー体験)や既存サービスの付加価値の創出にもつながるものと判断しました。最先端の技術に触れられる環境を従業員に提供することはエネルギーテック企業としての競争力を高く保つ上でも重要と考え、全社全業務への導入を決定いたしました。
現在のエンジニア市場は慢性的な人材不足に直面しており、「ChatGPT」や「GPT-4」の活用によって得られるアドバンテージは大きいと考えています。また、AIに任せるべき業務はAIに任せることで、ハイスキルのエンジニアやメンバーにしかできない、本来行うべき業務に集中することができるようになっています。これにより、人員不足に悩む企業でも生産性を維持・向上することができるようになります。
当社では、AIの活用による業務改革を積極的に進めていくことで、エンジニアや一般社員が本来行うべき業務に集中できる環境を整え、生産性の向上を図っていきます。また、「ChatGPT」や「GPT-4」の導入によって、当社の採用にも大きなアドバンテージが生まれると期待しています。
また、引き続き適切な情報・機密管理を実現するための規程の見直しや、発展する技術へのキャッチアップ教育機会の提供も順次行ってまいります。
ENECHANGE株式会社 上級執行役員CTO 有田一平のコメント
私はもともと言語処理が修士での専門領域ですが、この分野の目覚ましい発展に日々ワクワクしています。CTOとしての本格的な業務の第一歩として、この革新的技術をフル活用できる企業へのスピーディーな転換をリードすることはとても楽しみです。今後、言語処理技術による開発・業務の効率化にとどまらず、ユーザー体験の改善やサービス価値の向上といった面でエネルギー領域でも大きく活用され、GXの推進にも貢献できることを確信しています。
ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデンWeWork内14階
URL :https://enechange.co.jp
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ENECHANGE株式会社 広報
Mail:pr@enechange.co.jp