- プレスリリース
ENECHANGEグループのSMAP ENERGY社、EU主催のビックデータ・インキュベーションプログラム「EDI」で、セカンドステージに進出。最終ステージに向けポーランドの配電会社ENERGA-OPERATOR SA社と実証を開始
エネルギーテックのENECHANGE株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役会長:城口洋平、代表取締役社長:有田一平)の子会社であるSMAP ENERGY Ltd.(本社:イギリスロンドン市 CEO:城口洋平)は、ドイツのベルリンで開催されましたインキュベーションプログラム「European Data Incubator(EDI)」のセカンドステージ「Experiment」に駒をすすめたことをお知らせいたします。
本プログラムに採択されたスタートアップは、世界的な気象予報サービス企業であるUBIMETや多国籍企業Sonaeなどのようなヨーロッパの大手企業が抱える課題解決のための開発のチャンスを得ることができます。
SMAP ENERGYは、EDIインキュベーションプログラムのセカンドステージ「Experiment」に勝ち進み、8万ユーロ(約960万円)を獲得するチャンスを手にすることになります。このステージでは、ポーランドの配電会社であるENERGA-OPERATOR SA社が抱える課題、「スマートメーターに基づく指定DSOエリアの顧客の負荷プロファイルについて」に対し、DSOネットワークエリアにおけるエネルギー計測点の負荷プロファイルを決定するためのデータ駆動型アプリケーションの開発に取り組んでまいります。これからの活動を通じて、欧州の電力会社向けの研究開発の実績を積んでいき、当社グループの事業基盤を全世界で拡充していきます。
European Data Incuvation(EDI)とは
EDIは、EU主催の研究助成プログラムHorizon2020により運営されており、ヨーロッパ全域20社のパートナー企業によって運営されている8カ月に渡って行われるインキュベーションプログラムです。最も革新的な「ビッグデータ」を活用するスタートアップには、ヨーロッパ中の大企業が直面している課題の数々に取り組む機会が与えられます。同プログラムへの参加メリットには、メンタリング制度、ワークショップ、クラウド環境へのフリーアクセス、ヨーロッパの主要事業者と取り組む機会が与えられることなどが上げられます。
EDIインキュベーションプロセスは、ファーストステージの「Explore」 、セカンドステージ「Experiment」、最終ステージ 「Evolve」 の3つのステージ毎に勝ち残っていくという仕組みです。セカンドステージ「Experiment」に残ったスタートアップは、市場にローンチするためのMVP(実用最小限の製品: minimum viable product)を開発していきます。最終ステージでは、パートナー企業とより強固なパートナーシップを構築し、投資機会を得るためにさらに具体的な取り組みを行っていくことになります。
●EDIインキュベーションデータプログラムについてはコチラからご覧いただけます(英語)
ENECHANGE株式会社
エネルギー情報に価値を生み出すコア技術「ENECHANGE TECHNOLOGY」を通じて、世界の「エネルギー革命」を推進していきます。
- 名称
- ENECHANGE株式会社
- 所在地
- 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル
- 代表者
- 代表取締役会長 城口洋平、代表取締役社長 有田 一平
- 設立
- 2015年4月
- 事業内容
- エネルギーマネジメント事業、エネルギーテック事業
- URL
- https://enechange.co.jp/
SMAP ENERGY Ltd.
スマートメーターから取得される電力データ解析サービス“SMAP (Smart-Meter Analytics Platform)”を電力会社向けに展開する事業を運営をしており、欧州・日本・中東の電力会社への導入実績を有します。
- 名称
- SMAP ENERGY Ltd.
- 所在地
- 1 Quality Court, Chancery Lane, London, WC2A 1HR, United Kingdom
- 代表者
- CEO 城口洋平
- 設立
- 2016年2月
- 事業内容
- スマートメーターデータ解析サービスプラットフォーム「SMAP」の開発運営
- ※SMAPとは「Smart Meter Analytics Platform」の略称です
- URL
- http://smapenergy.com/