- プレスリリース
SaaS型エネルギーマーケティングプラットフォーム「EMAP」が 都市ガスシミュレーションに対応
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役CEO:城口洋平、代表取締役COO:有田一平)は、SaaS型エネルギーマーケティングプラットフォーム「EMAP」の機能を拡充し、三大都市圏の代表的な料金プランのシミュレーションが可能な「都市ガス料金Simulation API / Plan API」※1の提供を開始いたしました。
※1 API:Application programming interfaceの略。ソフトウェア同士の機能をつなぎ合わせるしくみ
背景
2017年4月の都市ガス自由化以降、都市ガス小売市場は拡大傾向にあり、家庭の契約では他社に切り替えるケースが増えています。他社へのスイッチングの割合は2019年5月時点の契約数全体の約9.4%から、2021年6月末時点で約15.9%※2と増加しています。市場の拡大に伴い、ウェブサイト上での料金プランの比較・シミュレーションのニーズは高まっています。しかし「供給エリアが電力会社よりも細分化されており情報収集が困難」「原料調整額の発表方法などが地域によってばらつきがあり、算出に手間がかかる」といった都市ガス特有の課題があり、その情報管理は都市ガス小売事業者にとって負担の大きいものとなっていました。今回提供を開始した「都市ガス料金Simulation API / Plan API」は、低コスト・都市ガス小売事業者の人的負担なしでプラン情報やシミュレーションを導入することができるクラウドサービスです。
※2 電力・ガス取引監視等委員会調べ
「都市ガス料金 Simulation API / Plan API」サービスの概要
料金シミュレーションロジックと料金プラン情報をAPI経由で提供します。これにより都市ガス小売事業者のオンライン料金シミュレーションの構築にかかる負担を軽減します。他社の料金プランの情報も当社がクラウド上で管理するため、管理や更新の手間を省くことも可能です。最も競争の激しい三大都市圏の代表的な料金プランをカバーしているため、販売エリアを拡大したい都市ガス小売事業者や、都市ガスの取り扱いを開始したい小売電気事業者のニーズに応えることが可能です。今後も順次エリア・プランの拡充を進めてまいります。
SaaS型エネルギーマーケティングプラットフォーム「EMAP」
当社が電力自由化開始当初から比較事業で培った資産およびノウハウを活用し、電力事業のデジタル化、高効率化を検討する事業者向けに開発したSaaSプラットフォームです。「EMAP」は小売事業の立ち上げ、ウェブを活用した顧客獲得支援から顧客管理システムの導入・リプレイスにいたるまでのサービスをワンストップでサポートするサービスです。
サービスサイト:https://enechange.co.jp/emap-lp
ENECHANGE株式会社代表取締役COO 有田一平のコメント
電力事業者さまにご好評をいただいているSimulation/Plan APIを都市ガス事業者さま向けにも展開することになりました。今後も電気・ガスの小売事業者の料金シミュレーションの構築にかかる負担軽減に寄与するサービスを開発・提供することで、電力・ガス業界のデジタル化の推進、ならびにユーザーのエネルギー料金の最適な選択を後押していきます。
ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年に東証マザーズに上場(証券コード4169)と、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、現在もイギリスに子会社SMAP ENERGY LIMITEDを有し、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3階
URL :https://enechange.co.jp
■報道関係のお問い合わせ先
ENECHANGE株式会社 広報担当:中田
Mail:pr@enechange.co.jp
■EMAPに関するお問い合わせ
ENECHANGE株式会社 EMAP担当:神島
Mail:emap@enechange.co.jp