TOP MESSAGE株主・投資家の皆様へ
ENECHANGE株式会社は、2011年の東日本大震災から始まり、日本のエネルギー産業の変革に貢献するため、創業者の英国ケンブリッジ大学での電力データ研究と、エネルギー制度が先進する欧州のエネルギー政策の研究成果に基づいて設立されました。
ENECHANGE、エネルギー(ENERGY)を変革する(CHANGE)そんな社名を名付けられたこの会社は、エネルギー問題に人生をかけて取り組んでいきたい、と思う多くの人々の想いが集結してつくられた会社です。
2020年12月23日、東証マザーズに上場し、エネルギー業界にテクノロジーサービスを提供する「エネルギーテック」企業として初の上場企業となりました。
創業から約10年が経過し、多くの株主・投資家の皆様からご支援いただき、ENECHANGEは事業を大きく成長させることができました。
しかしながら、2024年3月の会計処理に係り、会計監査人に事実誤認等を生じさせるに至ったことは、当社のガバナンス及び内部統制の実効性が不十分であったことに起因したものであり、皆様からの信頼を失墜させてしまったことを深く反省しております。
これらを受けて、ENECHANGEは、2024年7月29日に「再発防止策の策定等に関するお知らせ」を公表し、前代表の辞任に伴い暫定的な経営体制に移行いたしました。2024年9月3日より、丸岡代表取締役CEOおよび曽我野代表取締役COOの新経営体制のもと、「ENECHANGE2.0」として新たな一歩を踏み出してまいります。
「ENECHANGE 2.0」の新成長戦略では、ENECHANGEのコア事業であるエネルギープラットフォーム事業とエネルギーデータ事業の確実な成長と、EV充電事業の将来的な成長の2階層の成長戦略とし、2025年度の黒字化を目指します。
これら戦略の転換とともに、組織カルチャーの変革も行い、議論を闊達に行うコラボラティブなリーダーシップのもと、適切なガバナンスと内部統制による企業価値向上を目指します。
これらの新成長戦略と新組織カルチャーとともに、ENECHANGEはエネルギー領域から持続可能な社会への貢献を果たしてまいります。
ENECHANGEは、社会の公器としての責任を果たし、中長期での企業価値向上に努めてまいります。引き続き、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ENECHANGE株式会社
代表取締役CEO
丸岡 智也
代表取締役COO
曽我野 達也