Web集客をまるっと受注!北海道民のホームエネルギーを支える「オカでん」さんのEMAP導入事例をご紹介
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北海道を中心にガソリンスタンドの展開やLPガスや灯油の販売を行っている株式会社オカモトエナジーマーケティングカンパニー。「オカでん」の愛称で知られる電気の小売事業の開始をきっかけに、デジタルマーケティング領域強化施策として『EMAP BASE』を導入いただきました。「WebのことはWebの専門家にお願いするのが一番!」と語る、ホームライフ事業部部長の松岡功大さんにお話をうかがいました。
※インタビューの内容は取材時のものになります。
導入プロダクト:EMAP BASE(受付・申し込みフォームサービス)
高コンバージョン率の受付・申し込みフォームサービスで、顧客の集客、訴求、獲得までに必要な機能をワンストップで提供しています。月間280万以上のUU数を持つ比較サイト「エネチェンジ」で洗練され、最適化された高コンバージョン率の受付フォームをはじめとしたノウハウを盛り込んでいるため、導入直後から獲得効率・ユーザー満足度の高いサービス運営が実現できます。EMAPとは:
クラウド型ソリューション『EMAP』(Energy Marketing Acceleration Platform)は、ENECHANGE社が自社の比較サイト「エネチェンジ」や電力小売事業者への営業で培ったノウハウを凝縮し、小売事業に必要なプラットフォームをすべてカバーするマーケティングプラットフォームサービスです。
オンライン集客という大きな壁
――松岡さんの業務について教えてください。
松岡さん:ホームライフ事業「オカエネの相談室」にてプロパンガス、灯油、電気関連サービス全般の統括・管理を担当しています。
――『EMAP BASE』を導入しようと思われた当時の課題を教えてください。
松岡さん:家庭向けに電力小売りを始めた当時、オカでんのWebサイトはできていたのですが、Webからの申し込み受付はできない状態でした。Web集客の必要性は感じていたのですが、何をどうすればよいのかわからなかったというのが正しいかもしれないですね。
松岡さん:オカモトエナジーマーケティングは電気の小売事業以外に、ガソリンなどのセルフスタンドを展開しています。なので、本社がある帯広と事業所のある地域なら、オフライン集客で顧客を獲得できるだろうと思っていたのですが、供給エリアは北海道全域と東北なので、それをカバーするだけのマンパワーの投下が難しいことはわかっていました。だからこそ、Web集客の必要性はものすごく感じていましたね。そこでENECHANGEさんというWebマーケティングのプロにお願いしようとなったわけです。当社のスタンスとして、オリジナリティをもって導入するというより、よいものはフォーマットごと汎用していきたいという考えがありましたので、結果、まるっとお願いすることでよいものができたと思っています。
――「餅は餅屋に」、ですね。ENECHANGEを知ったきっかけは何でしたか。
松岡さん:電力関係のEXPOですね。その場で名刺交換をして、その後しばらくは特に交流はなかったのですが、2017年10月頃のある提案がきっかけで、社長の有田さんと一緒に帯広でバーベキューをすることになり、その場で意気投合したんです。ちょうどそのころ小売事業をスタートしたのと同時に、Web集客という課題があったこともあり、デジタルマーケティング領域で一緒にやっていきましょうという流れになりました。翌日には、ENECHANGEさんにお任せしよう!となってましたね。
――決定スピードの速さは弊社以上ですね!そんなところでも意気投合できたのかもしれません。
松岡さん:デジタルマーケティングは得意な分野でないこともあって、プロにお任せすることが成功の秘訣だろうなと思い即決しました。そういえば、ほかの企業を探すこともしませんでしたね。正直なところ、時間軸や費用感の相場などもわからなかったこともあって「乗っかってみよう、ENECHANGEさんを信頼してみよう」と思ったんです。
物理的な距離と心の距離はコミュニケーションで埋められる
――導入時に大変だったことや困ったことはありましたか。
松岡さん:導入に際して、当社側のメイン担当はひとりでしたが、社内では都度集まって確認を行うという形で進めていました。システム開発を始めた当初は、帯広と東京という距離があるからなのかお互い少し遠慮しあっていたところがあったのと、当社側がWebにそこまで精通していなかったこともあり、すべてを伝えきれていなかったように思います。しかし、システム導入時には、そのすれ違いを埋めるかのようにかなり密に連絡を取り合っていたという印象ですね。もともとがまるっとお願いできるプロダクトだったこともあり、担当は、システム導入そのものよりも確認作業に手間暇をかけていたようでした。結果的にとてもよいものができたなと思っています。
――積極的なコミュニケーションについては、弊社の課題ですね。特にプランページの作成などは互いに細かい確認作業も発生しますし、細心の注意を払いながら進める必要があります。導入後の効果についてはいかがでしょうか。
松岡さん:当初の目的でもある「Webでの申し込み受付を可能にする」という点は当然ながらクリアできました。オンラインでの集客方法などについても理解が追いついてきたので、現在では、1件あたりの獲得費用なども検証しながら進めています。Webの集客については、正直なところ、想像していた伸長率にはなっていない部分もあります。ただ、やらなければゼロです。手間を多くかけずに顧客を獲得できるようになったことは導入した成果ではあるのですが、もっと申し込みを伸ばしたいという新たな目標ができました。ENECHANGEさんからもアドバイスをもらいつつ、さらに顧客を獲得できるようにしたいですね!
強みを伸ばし、弱みを補うパートナーに
――今後の事業展望についてお聞かせください。
松岡さん:現在の供給エリアは北海道・東北エリアのみですが、更なるエリア拡大を目指しています。小売電気事業は第二第三の主力商品として考えているので、全国展開を視野に入れた事業成長が必要だと考えています。オカモトグループは、電気小売事業を含むホームエネルギー事業やガソリンスタンド事業以外にもスポーツクラブ事業やリサイクル事業など複数の事業を展開しているので、横断的に電力を絡めたサービス展開ができないかと検討する動きも出てきていますね。
――最後にENECHANGEへ期待することをお聞かせください。
松岡さん:オカでんの文化的にも提案はいつでもウェルカムです(笑)新しくプロダクト提案もどんどんしてほしいですね。それと、東京という日本の中心、そしてエネルギー業界の中心にいるENECHANGEさんだからこその情報収集力で得た業界情報や市場動向など、最新情報の共有も積極的にしていただけると嬉しいですね。ENECHANGEさんには、当社の強みを伸ばして、弱みを補ってくれるパートナーとしてこれからも期待しています。
――松岡さん、今回は貴重なお話をありがとうございました!