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2018.08.31

ENECHANGE Meetup 06 |エネルギー産業のUtiliity 3.0、次世代エネルギービジネスの変革について語る

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第6回目となるENECHANGE Meetupは、エネルギー従事者の多くが手に取ったであろう書籍「エネルギー産業の2050年 Utiliity 3.0へのゲームチェンジ」の編著者をお招きし開催しました。今回は、書籍にもあった「エネルギー業界で注目されている変革について」について3者の考え方をお話ししました。トークセッションでは、参加者の皆さまから活発なご質問をたくさんいただき大いに盛り上がりました。
※下部に動画もございますので是非ご覧ください。

スピーカー

ENECHANGE株式会社 代表取締役会長 城口 洋平
NPO法人国際環境経済研究所理事 竹内 純子氏
アクセンチュア株式会社 伊藤 剛氏

ENECHANGE×4つのD

ENECHANGEは、日本の文脈において「4つのD」でエネルギーの変革を整理しています

  • DEREGULATION(自由化)
  • DIGITALIZATION(デジタル化)
  • DECENTRALIZATION(分散化)
  • DECARBONIZATION(脱炭素化)

(城口)
それぞれを事業に落とし込んだ時、自由化はENECHANGE社、デジタル化はイギリスに本社を置くSMAP ENERGY社として、これまで時代の波に乗り事業展開を行うことができていると考えています。そして残り2つのD(分散化・脱炭素化)に属する新たに取り組むべきビジネスを見つけるべくENECHANGE社が開催したプログラムが「Japan Energy Challenge(JEC)」です。日本より自由化・デジタル化が先行しているが日本市場へのアクセス手段がない欧州ベンチャーと、自由化後価格競争と化しているエネルギー市場で勝ち抜くために新たなイノベーションが必要な日本のエネルギー企業の双方をマッチングするプログラムです。応募総数62社から最終的に採択された10社の事業を分類すると、〔EV・P2P・スマートメーター・蓄電池〕の4つとなり、日本のエネルギー企業の注目する事業が明確になりました。
※10社の詳細はこちらのプレスリリースでご覧いただけます。

Utiliity3.0の世界

「エネルギー産業の2050年」著者である竹内さん、伊藤さんからもUtiliity 3.0の世界について解きほぐして説明していただきました。

日本は世界に類を見ないスピードで「人口減少・過疎化」進んでおり、2050年までに人口が半分以下になると言われています

(竹内さん)
そうすると交通・送配電・水道などインフラの持続性という問題に直面することになります。人口が減少すると電気を売って投資を回収することができなくなるため、電線が赤字路線化してしまうのです。そのため、今までの電源に代わりに発達するのが、世界の潮流でもある「脱炭素化」「分散化」の文脈にも沿っている「再生可能エネルギー」です。
ただ、日本の再エネコストは世界に比べるととても高いのが現状です。日本は自由化されたばかりで、「hWhを1円でも安く作った人が勝ち」という社会が始まったばかりです。エネルギー全体の安定性を考えると、kWhの設備がそこにある価値がとても重要だと考えます。Utiliity 3.0の世界では、発電のプレイヤーは太陽光になるかもしれません。いろんな規模・レイヤーでプロシューマーも誕生するでしょう。送配電会社が地域の社会インフラと融合していくことでプレイヤーに厚みが生まれることにも期待したいです。

プレイヤーという意味でもベンチャーへの期待は大きいと言えます

(伊藤さん)
新しいテクノロジーの活用とトライ&エラーでいろんなものができあがる。海外もそうであるように、日本も大企業による中央再建型は終わっていくと思います。2030年に立ったとき、未来を見据えて次の5年ほどでどんな種を蒔けるかでエネルギー産業への関わり方が変わってくると思います。テクノロジーをどれだけ使いこなすかが”キー”となるでしょう。エネルギー産業内での産業横断をどうやって壊していくかが重要です。新しいエネルギー産業をつくるには、いろんな視点の集まりが必要です。だから大手も守りではなく攻めて欲しいし、世界と取り組んで欲しいですね。

人材流動とコラボレーションの必要性

トークセッションは城口の「日本でもエネルギービジネスを盛り上げるためにどうしたらよいでしょう?」という心の声から始まりました。

多産多死の文化がない

お2人からいただいたアドバイスは大きく2つ。
1つは、日本には多産多死の文化があまりないこと。エネルギーは失敗が許されないなかで、認められないとという文化があったのでベンチャーが生まれにくかったのではということでした。だからこそ、いろんなプレーヤーに入ってもらって産業同士の融合が生まれるという厚みが必要であり、こういうMeetupなどで世界の現状を知ってもらうことが必要ではないか、というお話しをしてくださいました。

働き方改革をエネルギー業界にも

そしてもう1つは、今話題になっている「働き方改革」を活かしたアドバイスでした。世の中的にも働き方改革で副業・兼業が推進される昨今、1つの会社にいながらマルチトラックで働くという人も増えてきています。電力業界は人材の流動性が皆無な業界だからこそ、人材流動とそれによるコラボレーションがうまれるのはとてもよいことだということ。電力・ガス会社の皆さんにも副業・兼業で成功してほしいと思います!という、素晴らしいアドバイスもいただきました。

今回は動画も用意いたしましたので、是非ご覧くださいませ。
※音がでますのでご注意ください。

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